WR250R/XのCO値調整について 
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WR250R/XのCO値調整について

 

すでに生産終了となったWR250シリーズ。いいバイクですよね。私も乗ってました。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、WR250R/Xはアイドリング時の排気ガスの濃度調整(CO値調整)が出来ます。「これで燃調が出来る」といった意見もありますね。

CO値調整は写真のように車両に搭載されている自己診断モードから切り替えが可能で、マイナス側に振ると燃料が薄く、プラスで濃くなります。メータ上の数値の標準値は0でCO濃度が3.0%以下になるように設定されています。

実際これで燃調が出来るのかということですが、結論から言うと影響は微々たるものです。CO値の変更はあくまでもアイドリング時での調整。FIは常に最適な空燃比になるように様々な走行状況やエンジンの作動状況を読み取り、メーカーが細かく設定したECUのマップを参照して噴射量を決定しているため、CO値調整したところで全体に大きく影響が出る事はありません。

ただWR250シリーズにはO2センサーが付いていないので、排ガス(内の酸素)濃度で補正がかからない分影響が出やすいところはあると思います。しかしメーカーはCO値で燃調してもらおうなんて目的でまず作っていないので、変更することによって予想外の不具合が出る可能性があるので注意が必要です。

ちなみにアイドリング付近にはちゃんと影響するので、冬場なんかでエンジンが冷えている時に息つきが出る場合はちょっと濃いめに振ってあげると改善したりします。

余談ですが、FI競技用車両のYZ250Fには燃料噴射マップと点火時期マップが変更出来るパワーチューナーが付属してますね。

 

 

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